皮膚科で治療するワキの臭いの対策

ワキの臭いが気になる場合、多くの人が市販の制汗剤などを利用して対策をしています。しかし、多汗症やワキガなどによって臭いが抑えられずに、コンプレックスに感じていることも多くあります。
そのように、自分でできる範囲で対策をしても悩みを解消することができないのであれば、皮膚科を受診して相談した方が良いです。

病院の皮膚科でワキの臭いの治療を受ける場合は、いくつかの治療法があります。多汗症やワキガの臭いを根本から治療したい場合は、手術をすることになります。
ワキガの臭いが発生するメカニズムは、アポクリン汗腺から分泌される汗に、雑菌が混ざることで発生します。そのことから手術では一度ワキの下の皮膚を剥がして、アポクリン汗腺を一つずつ取り除いていく方法が一般的です。しかし、アポクリン汗腺はすべて取り除くことは難しく、何割かはそのまま残ってしまうため、希望通りに臭いをすべて解消できない可能性もあります。

またアポクリン汗腺を取り除いた後に、皮膚を元通りに縫合しますが、手術後に皮膚が突っ張った感覚が残ってしまうこともあります。このように、手術にはいくつかのリスクもあるため、重度の場合に良く考えてから臨むことが重要です。

ワキガは、特に思春期の頃に発症することが多くあります。思春期はアポクリン汗腺が発達する時期であるため、元々ワキガの体質を持っている場合に発症しやすくなります。そのときに手術を受けると、その後に発達したアポクリン汗腺によって再発してしまうことが良くあります。

臭いがそこまで酷くない場合、中程度から軽度であれば、手術をするよりは、塗り薬を使用した方が良いこともあります。皮膚科で良く相談をして、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で選択することが大切です。

また、自宅で自分でできる対処法は、制汗剤だけではありません。特にワキガの場合は、汗が原因のひとつとなるため、衛生状態を良くしておくことが一番必要なこととなります。